ウェビナー開始前のスライドを表示させるべき理由とは?

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はじめに

こんにちは!ウェビナーを開催する際、開始前の時間をどう過ごしていますか?実は、この時間が意外と大切です。今回は、ウェビナー開始前のスライド表示が持つ「隠れた効果」について、お話しします。小さな会社でも簡単に取り入れられる方法ばかりです。早速見ていきましょう。

1. ウェビナーを成功に導くための戦略

1-1. 参加者の期待を高める

開始前のスライドは、参加者のワクワク感を高める強い味方です。

これから始まるウェビナーへの期待感を高めることで、参加者の集中力や積極性がグッとアップします。例えば、「今日のセミナーで得られる3つのこと」や「講師の意外な一面」などを紹介するスライドを用意すれば、参加者の興味をぐっと引き出せます。

2、3分早くウェビナーリンクを開いた人のことをイメージしてみてください。もしも何も表示されなければ誰もいない画面を本当にウェビナーがあるのか心配しながら静止した画面をただ、見つめるだけになります。ウェビナーに関係した何かが映されていればそれだけで安心しますし、ウェビナーで得られるポイントが紹介されていたら期待も上がります。

1-2. 円滑な進行を促す

開始前のスライドは、スムーズなウェビナー進行の強力な助っ人にもなります。

参加者が徐々に入室してくる時間を使って、ウェビナーの流れや注意事項を伝えておくと、本編でのトラブルを未然に防げます。例えば、質問のタイミングや方法、資料の配布方法などを事前に伝えておくことで、スムーズな進行につながります。

「それって、始まってから口頭で伝えればいいんじゃない?」って思われるかもしれません。確かにその通りです。守って欲しいことを繰り返し伝えることで、見てなかった、聞いてなかったということが少なくなります。

2. ウェビナー開始前のスライドでできること

2-1. 注意事項を伝える

開始前のスライドは、大切な注意事項を効果的に伝える便利ツールです。

マイクのミュート依頼やチャットの使い方など、ウェビナーをスムーズに進めるためのポイントを目で見て分かるように示せます。文字だけじゃなく、アイコンやイラストを使うと、参加者は命令されているという印象を和らげることができます。

2-2. 音声・映像環境を確認できる

セミナー開始前にスライドを流すことで、参加者が自分の音声や映像環境を確認できる機会を提供できます。

音声レベルのテストや映像の表示確認用のスライドを用意しておくと、トラブルの早期発見・解決につながります。例えば、「この音が聞こえますか?」「この絵が見えますか?」といった簡単なチェック項目を設けるのもよい方法です。

場合によっては、トラブル対処法の簡単なガイドを表示しておくのも効果的です。参加者の不安を減らし、スムーズな開始につながりますよ。「音が聞こえない時は?」「画面が映らない時は?」といった、よくある質問とその答えを用意しておくと、参加者も安心です。これは本当に映らなくなったときに参加者が問題の回避方法が案内されていれば落ち着いて対処できます。

2-3. アンケートや今後のウェビナースケジュールを案内できる

開始前の時間を使って、参加者の興味を探ったり、次回以降のウェビナーを告知したりできるんです。

簡単なアンケートを実施したり、今後のウェビナー予定を紹介したりすることで、参加者との長い付き合いにつながります。例えば、「次回のテーマで聞きたいことは?」といった質問を投げかけるのもいいですね。

「そんなの、メールでいいんじゃない?」って思われるかもしれません。確かにその通りなんですが、ウェビナー参加者の「今」の興味を掴めるこの機会は本当に貴重なんです。せっかくの機会、有効活用しない手はありませんよ。

2-4. 企業や講師を紹介できる

開始前のスライドは、自社や講師のアピールにも使えるんです。

企業理念や講師のプロフィールなど、参加者に知ってほしい情報をさりげなく伝えられます。ただし、押し付けがましくならないよう、ほどほどの情報量に抑えることが大切です。

自慢っぽくならないよう、お客様の声や実績を交えたり、親しみやすいエピソードを入れたりすることで、自然なアピールができますよ。例えば、「講師の失敗談」なんていうのもひとつの方法かもしれません。

とは言えウェビナーの内容とあまりにもズレた内容にしない程度にしてください。

2-5. 時間を有効活用できる

最後に、開始前のスライドは「待ち時間」を「価値ある時間」に変えることができます。

参加者が徐々に入室してくる時間を、ただの待ち時間じゃなく、役立つ情報を得られる時間に変えられます。例えば、ウェビナーのテーマに関する豆知識やクイズを表示するとウェビナー本編の集中力を上げられます。

「そこまでする必要ある?」って思われるかもしれません。でも、参加者の時間を大切にする姿勢は、必ず良い印象につながるんです。小さな心遣いが、大きな成果を生む秘訣なんですよ。

3. 小さな会社でもできるスライド作成のヒント

3-1. 無料のテンプレートを活用する

予算や時間が限られていても、素敵なスライドは作れるんです。

CanvaやGoogle Slidesなど、無料で使えるデザインツールやテンプレートを活用しましょう。これらのツールを使えば、プロ並みのデザインが簡単に作れちゃいます。

テンプレートはあくまでテンプレートで自社のウェビナーに沿って編集するわけですが、デザインに自信のない方は凝ったことをせず、テンプレートのイメージから大きく外れないようにするのが無難です。

3-2. シンプルで分かりやすいデザインにする

凝ったデザインよりも、シンプルで見やすいデザインを心がけましょう。

情報を詰め込みすぎず、適度に余白を取り、読みやすいフォントを選ぶことが大切です。抽象的な表現になってしまいますが、見る人の目に優しく、内容が頭に入りやすいデザインを目指しましょう。

「でも、シンプルすぎると味気なくない?」そんな心配は無用です。適切な画像や図表を使うことで、視覚的な補助役となり理解度を高められます。例えば、テーマに関連した写真を1枚入れるだけでも、ぐっと印象的なスライドになりますよ。

3-3. ターゲットに合わせて内容を調整する

最後に、参加者のニーズや特徴に合わせてスライドの内容を調整することが大切です。

例えば、技術系のウェビナーなら専門用語の解説を、初心者向けなら基本的な概念の説明を入れるなど、ターゲットに応じて情報の深さや表現方法を変えましょう。

「でも、参加者のレベルがバラバラだったら?」そんな時は、基本的な内容と発展的な内容をバランス良く盛り込むのがコツです。様々なレベルの参加者が、それぞれに学びを得られるようにしましょう。例えば、「初心者の方へ」「もっと詳しく知りたい方へ」といったように、情報を分けて提示するのも一つの手です。

まとめ

いかがでしたか?ウェビナー開始前のスライド、ムダなものではないと感じていただけたでしょうか。

小さな工夫で、参加者の期待を高め、スムーズな進行を促し、さらには自社や講師のアピールまでできる、まさに一石二鳥、三鳥の策と言えます。

大企業じゃなくても、専門家じゃなくても、できることはたくさんあるんです。まずは、できることから少しずつ始めてみましょう。きっと、ウェビナーの質が上がり、参加者の満足度も上がるはずです。

自社での取り組みで不明点が出てきた場合は、ぜひWebrickにご連絡ください。代表の安藤がお客様と一緒に解決策を考えさせていただきます。

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