ウェビナーのテーマの決め方や開催の流れをチェック!

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はじめに

ウェビナーって聞くと、ちょっと難しそうに感じませんか?でも大丈夫です!今回は、ウェビナーのテーマの決め方から開催の流れについて、小さな会社でも実践できるポイントを紹介していきます。専門知識がなくても、他の業務と並行して準備できる方法を中心にお伝えしますので、ぜひ最後までお付き合いください。

1 ウェビナー開催の目的を明確にする

まずは、なぜウェビナーを開催するのか、その目的をはっきりさせましょう。目的が明確になれば、後の準備もスムーズになります。

1-1. ターゲットとなる顧客像を明確にする

誰に向けてウェビナーを開催するのか、具体的な顧客像を思い浮かべてみましょう。例えば、「30代後半から40代前半の女性で、健康に関心が高く、仕事や子育てで時間がないので自宅で簡単にできるエクササイズを探している人」というように、できるだけ具体的に想像してみてください。

顧客像が明確になれば、そのニーズに合わせたテーマや内容を考えやすくなります。「でも、顧客像って難しそう...」と思った方も心配いりません。まずは自社の商品やサービスを利用している人を思い浮かべるところから始めてみましょう。

1-2. ウェビナーで達成したい目標を設定する

次に、ウェビナーを通じて何を達成したいのかを考えます。新規顧客の獲得?既存顧客との関係強化?商品の認知度アップ?具体的な数字を設定するとより良いでしょう。

例えば、「ウェビナー参加者の20%に無料カウンセリングを申し込んでもらう」といった具合です。目標が明確になれば、ウェビナーの内容や構成を考える際の指針になります。

2 参加者の興味を引くテーマを決める

さて、ここからが本題です。魅力的なテーマを決めることで、参加者を惹きつけることができます。

2-1. ターゲットの課題やニーズを解決する内容にする

先ほど考えた顧客像を思い出してください。その人たちが抱えている悩みや課題は何でしょうか?それを解決するような内容をテーマにすると、参加者の興味を引きやすくなります。

先ほどの例なら「忙しい主婦でも続けられる!毎日自宅にいながら3分でできる美容習慣」というテーマなら、時間がない主婦の方々の興味を引けそうですね。

2-2. 具体的な数字や事例を用いる

少し難しく思われるかもしれませんが、テーマに具体的な数字や事例を盛り込むと、より説得力が増します。「売上を2倍にした当社の秘密のSNS活用法」といったテーマなら、具体的な成果が想像しやすいですよね。

ただし、誇大広告にならないよう注意が必要です。実際に達成可能な数字や、本当にあった事例を使いましょう。

3 スムーズな開催のための準備

テーマが決まったら、いよいよ開催に向けての準備です。ここでは、最低限必要な準備について説明します。

3-1. 配信ツールや資料の準備

ウェビナーの配信には、ZoomやGoogle Meetなどのツールが使えます。無料プランでも十分な機能がありますので、小規模なウェビナーなら問題ありません。

資料は、PowerPointやGoogle Slidesで作成するのが一般的です。デザインに自信がない方は、テンプレートを活用するのもおすすめです。

3-2. 集客方法と告知

集客は、自社のウェブサイトやSNSを活用しましょう。メールマガジンがある場合は、そちらでも告知すると効果的です。

ちょっとしたコツですが、告知する際は参加者のメリットを明確に伝えることが大切です。「このウェビナーに参加すると、○○ができるようになります」といった具合に、具体的に伝えましょう。

3-3. 質疑応答の準備

質疑応答は参加者との貴重なコミュニケーションの機会です。予想される質問とその回答を事前に用意しておくと安心です。その場で答えられる質問でも回答を用意していないとダラダラと答えてしまうこともよくあります。できる限りの準備をしておきましょう。

また、質問が出なかった場合に備えて、自社から投げかけられる質問も用意しておくと良いでしょう。「よくお客様からこんな質問をいただくのですが...」といった形で紹介すれば、自然な流れで情報提供ができます。きっかけ作りなので、参加者から「こんな内容、レベルで良いんだ。」と思ってもらえるものがポイントです。難しいものを例として挙げると質問しようと思っている人を委縮させてしまい逆効果ですので。

4 開催後のフォローアップ

ウェビナーが終わっても、まだやることがあります。フォローアップを忘れずに行いましょう。

4-1. アンケートの実施

参加者の感想や要望を聞くことで、次回のウェビナー改善につながります。Google Formsなどの無料ツールを使えば、簡単にアンケートが作れますよ。

4-2. 参加者への資料配布

ウェビナーで使用した資料を参加者に配布しましょう。これにより、参加者は後から内容を振り返ることができます。資料にはぜひ、自社の連絡先も記載しておいてくださいね。

4-3. 個別の相談対応

ウェビナー後に個別相談の機会を設けると、より深い関係性を築くことができます。全員に対応するのは大変かもしれませんが、興味を示してくれた方だけでも対応してみてはいかがでしょうか。

小さな会社でもできるウェビナー開催のヒント

「でも、うちは小さな会社だし...」と思っている方、大丈夫です!小規模でも工夫次第でウェビナーは開催できます。

5-1. 無料のツールを活用する

先ほども触れましたが、ZoomやGoogle Meetなどの無料ツールを使えば、配信環境は整います。資料作成も、PowerPointやGoogle Slidesの無料版で十分です。

5-2. 社内メンバーで協力する

一人で全てを担当するのは大変です。できる範囲で社内の仲間に協力してもらいましょう。例えば、資料作成は得意な人に任せる、当日の進行役を分担するなど、チームで取り組むことで負担も減りますよ。

5-3. 録画配信を活用する

やや専門的になりますが、リアルタイム配信が難しい場合は録画配信という選択肢もあります。事前に内容を録画、編集しておき、決まった日時に公開するのです。質疑応答はチャットで対応するなど、工夫次第で双方向のコミュニケーションも可能です。

まとめ

いかがでしたか?ウェビナーの開催、思ったより取り組みやすそうだと感じていただけたでしょうか。

大切なのは、まずは始めてみること。完璧を目指さず、できることから少しずつ始めていけば大丈夫です。最初は参加者が少なくても、継続することで徐々に認知度が上がり、参加者も増えていくはずです。

記事を読んで実際に取り組む中で、追加の情報が必要になりましたら、Webrickにお問い合わせください。代表の安藤がしっかりとご対応いたします。

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